活字の魅力

今、iBookが話題になっているので一度活字の魅力について考えてみましょう。

活字は写真や動画などよりも遥かに歴史のある表現手段です。
写真や動画にかなわない部分もありますが
逆に写真や動画では表現できないこともあるのです。

そしてその表現できない部分を補うのがイマジネーション（想像力）でしょう。

文字から自分自身で想像を膨らませながら読んでいく、展開する…

それこそが活字の魅力であり本質なのです。

小説（活字）からドラマや映画になることが多いですが
映像と原本を比べるとほぼ全てのケースで
その内容、魅力を表現しきれていないことがわかります。

但し、これは両方を比較しないとわからないことですので
映像だけ見た人には深い魅力が伝わっていないことがわからないのです。

これは原作者にとっても見る側（読む側）にとっても不幸なことだといえるでしょう。

iBookなどの電子メディアによって活字への興味喚起が促進されて
活字離れなどといわれている今の流れに変化が起こるならば
非常によいことだと思います。

歴史のあるものを新たな形で届けること…
それもWebなど新しい時代のメディアの大きなそして重要な役割です。

タグ：iBook 活字 イマジネーション