ミュージックもクラウドへ！

Appleとソニー。

ポータブルミュージックプレーヤーではシェア争いを繰り広げる
両社ですが、インフラサービスでも新たな戦いが待っているようです。

ソニーは音楽データのクラウドサービスである
「Music Unlimited powered by Qriocity（キュリオシティ”ミュージックアンリミティッド）」
をヨーロッパから開始することを発表しています。

これはクラウド上の音楽データにネット上からアクセスして膨大な音楽データの中から
好きなものを聴くことができるというものです。

サービスの詳細は発表されていませんので料金体系や制約などについては分かりません。

料金については購入とイメージではなく、またビデオのような1本ごとの価格でもないでしょうから
期間ごとの定額サービスの可能性が高いと思います。

音楽はビデオよりもアクセス頻度が高くロケーションフリーの要素が求められますから
サービスの内容も違ったものが求められるからです。

イメージいえば有線放送に近いものだといえるのではないでしょうか。

ここで問題はコンテンツの内容です。

音楽には権利問題がつきまとい
一つのサービスで全てのアーティスト、楽曲をカバーすることは難しく
現実にiTunesでも配信されていないアーティスト、楽曲は少なくありません。

またいくら膨大なライブラリーがあろうと日常的に聴く曲は決まってくるものですから
ある程度ユーザーのニーズに応じたメニューを準備する必要はあるでしょう。

クラウドのままではネット接続環境（Wi-Fi含む）でなければ楽しむことはできませんから
端末などへの保存についてもいろいろと検討するべきことはありそうです。
このサービスの部分がユーザーにとっては大きなポイントになるでしょう。

AppleもiTunesでのクラウド化を計画しているということですから
iPod対Walkmanの戦い第2章が始まりそうです

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