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オープンvsクローズ [トレンド]

サービスや技術の世界においてよく問題になるのが
オープンにするかクローズにしておくのか、ということではないでしょうか。

以前はマイクロソフトに代表されるようなクローズドサービス、製品提供が席巻していました。

企業からするとその分野の収益を独占に近い状態にできることになるのですから
企業発展のためにはやむを得ない選択ともいえるでしょう。

しかしながら、クローズの場合、進化・発展という意味ではどうでしょうか?

その企業独自のものになっているものですので
その企業の中でしか進化・発展できないものになってしまいます。

ある程度までならそれでも不都合はないのでしょうが
さらに高度な進化を求めたり、違った視点を取り入れたりすることなどによる
メリットは受けにくくなってしまいます。

当然、競争による進化の促進にも歯止めがかかってしまうのです。

そこに現れたのがGoogleです。

Googleは基本的なサービス提供を無料にしています。

収入源はネット広告ですので検索に関するサービスを無料で提供して
ユーザーを集め、その集まった多くのユーザーに対して広告を提供して
自らの広告の価値を高めていく手法です。

これは従来のテレビ(民放)のモデルに近いともいえます。

テレビは優良なコンテンツを放送して視聴者を集めて
媒体としての価値を高めて広告を収益とするものですから
似ていなくもありません。

但し、Googleは無償提供のメニューをどんどん拡大しており
従来の寡占企業のモデルを脅かすような存在になりつつあります。

これはユーザー側から見るととても喜ばしいことでもあるのです。

Googleのこのような戦略によって今まで見えていなかったことが
明らかになってくることもあるからです。

新たに巻き起こる競争によってユーザーに多くのメリットが生まれるのであれば
大いに歓迎したいものです。

Googleのオープン戦略については次回にて
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