Appleの戦略は…

オープンのGoogleに対してクローズ戦略の雄は今やAppleです。

Appleの場合はクローズというよりは我が道を行くといった
オリジナル戦略というべきかもしれません。

Microsoftとの大きな違いはAppleがニッチであったことでしょう。

その分新しいことやニッチな市場にチャレンジできたともいえます。

この点でもMicrosoftはメジャーな分、チャレンジしずらい状況だったのでしょう。

今は業績も好調なAppleですが
iPodの成功がなければ厳しい状況に置かれていたことでしょう。

iPodの成功はそれまでのメインプロダクトであったMacとは違った市場、カテゴリで
勝負したことが功を奏しました。

音楽がキーコンテンツに成り得ることに着目し、
配信という仕組みまでを囲い込むことによって
新たなビジネスモデルを確立したことが成功の要因でした。

これは正にクローズであり、
iPodを利用する人はiTunesを使わざるを得ないようになっています。

さらにここにiPhoneというキラーデバイスを送り込み
アプリも含めての囲い込み戦略を加速させました。

スマートフォンのイメージを変えたiPhoneは
マルチデバイスの側面もありかなりの支持を得ています。
そう、もはやニッチではなくなっています。

ここまでになったのは
Microsoftと違って新たなものを生み出す期待感、希望という強みが
Appleにはあるからなのです。

しかし、これからAppleは今までと違った戦いをしなければならない
可能性が高くなっています。

それはもちろんGoogleとの戦い、AndroidやChromeとの戦いです。

この戦いの展望については次回にて…

タグ：Google Apple ニッチ クローズ Microsoft

コメント 1

そうですね。アップルも他の分野に入りたくて、営業範囲を拡大するつもりかもしれませんね。アップル、未来、期待します。
by blackberry 使い方 (2010-02-13 00:04)