クラウドの不安点

メリットの多いクラウドサービスですが
もちろんいいことばかりではありません。

今日、ニュースで報じられていたのは
Evernoteがサーバートラブルで保管データの一部を消失した、
ということでした。

これはハードウェアのトラブルということですが
通常は当然ながらバックアップ機能があるので
データは保護されるはずなんですが
今回はそのシステムも機能せずに
データ消失ということになったようです。

もちろんデータの保持に関しては万全の体制を敷いているのでしょうが
100％大丈夫ということではありません。

またデータに関する保障はされないので
重要なデータに関してはユーザー側で対応が必須です。

しかし、このようなトラブルは何もクラウドに限ったことではありません。

自前のサーバーやストレージであってもハードトラブルとは無縁ではありません。

その場合はバックアップが必須となるだけでなく
自分での管理が必要となります。

それを考えるとクラウドのリスクが高いということではないのです。

ただクラウドの場合は安心してバックアップを怠ったりすることのないように
しなければいいだけです。

むしろハードの管理がない分楽かもしれません。

最低限のリスクヘッジさえすれば
快適に利用できるのがクラウドであり
ハードを持たないことを逆にメリットにすることも
不可能ではないのす。

どちらにしてもデータに関する責任は
自分にあるということだけを認識しておくことがポイントです。

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