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オープンのリスクと判断力 [マーケティング]

オープンとクローズの対比では最終的にはオープン戦略が有利であるという
考えが一般的です。

そこには多くのアイディアと知恵が結集してブラッシュアップされていく
イメージが描けるからです。

もちろんその場所には大きな制約や制限はありません。
ネットワークやコミュニケーションを基本としたつながりと信頼が必要なだけです。

しかし、オープンもよいことばかりとはいえません。

オープンであるということは先程の信頼が前提に成り立ちます。

その信頼を測る基準が存在しない状況が生まれることも事実であり
そこには自主性が求められるからです。

自主性とは言いましたが結局は自己責任ということです。

例えばアプリの例ですと
AppleのiPhone用アプリは基本的にApp Storeで購入するものについては
Appleのフィルター(審査)を経ていますので、
ユーザーは購入にあたってあまり神経質になる必要はありません。

逆にAndroidのアプリをダウンロードしようとすると少し確認が必要になるのではないでしょうか。

Androidのアプリは今のところフリーな状況で提供されていますので
ユーザー評価などのクチコミ情報などしか頼れるものはありません。

その点はやはり自己責任として管理して利用することが必要になります。

ドコモは「Xperia」発売に合わせてドコモマーケットなるものを
開設してスマートフォンユーザーをサポートしようとしています。

今後はこのような動きが活発化していくことは十分考えられますし、
Androidアプリのポータルもいろいろとできてくるでしょう。

ただ、それでもやはり多少のリスクは残りますので
自分自身での適切な判断ができる力、スキルは必要となるでしょう。

それは別にデメリットではありません。

そうやってユーザーも進化しなければいけないのです。

そしてこれからのさらなるIT化が進む世界での判断力を
磨き上げていかなければなりません。

その意味ではオープン化はやはり有効かつ有用なのです。









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