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ついに… [携帯電話]

ついにというか、とうとうといいますか
国内唯一のPHSキャリアであったウィルコムが会社更生の
手続きを開始しました。

事実上の業務破綻ですが、当然ながらサービスは継続されます。

実は私も1年前まではウィルコムのユーザーでした。

ウィルコムではスマートフォンを所有していたのですが
活用の場面はほとんどありませんでした。

それでも保有していたのは、次世代の技術である
WILLCOM COREに期待していたからでした。

しかし、その実用化も遅れ、しかもデータ通信端末からの
サービス開始ということで一気に冷めてしまったのです。

この新しいサービスがなければウィルコムを選択するメリットは
何もありません。

料金体系も高額であり、通信速度も携帯の各キャリアに比べて
比べ物にならないレベルであり、さらにエリアの狭さも加わってしまいます。

正直このサービス内容でユーザーを繋ぎとめることは
かなり難しいだろうとは思っていました。

結局は時代の流れの速さについていけなかったということなのでしょう。

サービス継続とはいっても一般ユーザーの多くは
いつ離脱してもおかしくない状況だと思います。

ただ、医療機関での活用などのニッチなニーズはありますので
最低限のサービスだけが残ることになるのでしょう。

確実に一つの時代が終わったことは事実です。

もちろん今は繁栄している携帯キャリアビッグ3ですら
将来安泰とはいえないのがこの世界です。

技術の進化に見合うだけのサービス提供ができるかどうか、
勝ち続けていくことは生易しいことではありません。

雲の中のAndroid [携帯電話]

Googleが考えるAndroid携帯の戦略はクラウドをキーとしています。

GmailやPicasa、Google DocumentなどGoogleが提供するサービスは
サーバーベースでありローカルにデータを持っていません。

それはまさにロケーションフリーでのサービス提供を基本としており
常にデータの同期ができることも含めて情報管理という意味では
ワンストップサービスといえます。

Googleのサービス自体はAndroid携帯でなくても使えるので
特にアドバンテージがあるわけではないともいえるのですが
自社のOSと自社のサービスを組み合わせることによって
ユーザーにより便利な状況を提供できることでしょう。

実際、ソニーエリクソンの「Xperia」でもそのような設計が
されているようです。

このような自由な設計ができるのもGoogleがサービスや
基本設計をオープンにしているからであり
そこに端末開発メーカーのアイディア、発想がプラスされ
相乗効果を生み出すのです。

春にはシャープもAndroid端末を発表するという話ですし、
Dellも端末を発表しています。

このようなメーカーの競争によって端末やサービスの
進化は加速されるはずです。

その点では先行しているとはいえApple単独提供のiPhoneは
不利といえるのです。

そこにメーカー的発想とサービス提供発想の違いが確実に表れています。

サービスや端末のバリエーション、機能の多彩さなどAndroidの優位性は
否定できないことですが、iPhoneが優れたデバイスであることも事実です。

トータルで有利なAndroid、自分の世界で最高のものを提供してくれるiPhone、
この悩ましい選択にどう決着をつけましょう??


加速するか?オートGPS [携帯電話]

 NTTドコモが「オートGPS」を導入するためのコンテンツプロバイダー向けASPの
「オートGPSかんたん導入サービス」を発表しました。

まだ搭載機種が限られている機能ですが、
今後発売されるモデルには殆ど搭載されると思われるため、
今からサービスのプランを開発し構築しておくことは無駄ではないでしょう。

記事によると、観光スポット情報やグルメ情報、店舗のクーポン情報など、
ユーザーの現在地によってサービス提供ができるとともに、
ユーザーが指定したエリアに移動した際に情報や画像などをプッシュ配信でき、
滞在時間に応じた情報配信なども可能ということです。

また、コンテンツ配信用途だけでなく、定期的に位置情報を取得できる特徴を活かして、
移動距離に応じたポイントサービスなどや営業スタッフの管理や車両管理などにも応用可能ということです。

本格的にサービスを受けることができる人が増えるのはもう少し先になるでしょうから
新たなアイディアを検証してプランを練りこめると思います。

プッシュ型のサービスが主体となるでしょうから
当然リアルさが重要になります。

そこにいること、そこにいったことに意味を持たせるような
サービスとしてどんなものが出てくるのでしょうか?

いろいろなアイディアを考えつつ、出てくるのを楽しみにしたいと思います。




携帯でのリスク [携帯電話]

最近、ドコモのインターネット閲覧ソフト「iモードブラウザ2.0」を搭載した最新29機種を通じて、
利用者の個人情報を不正取得される恐れのあることが、報道されていました。

PCでは当たり前のようになっているセキュリティですが
携帯ではほとんどの人が意識せずに使用しています。

特に携帯は利用者の範囲がPCに比べて幅広く、
小中学生や高齢者の方をはじめ普段そのような意識を持たれない方も多く利用しています。

これからのパーソナライズマーケティングにおいて
携帯を有効に活用していくのであれば
セキュリティにはかなり気をつけなければいけない時期がきているようです。

今回のものはドコモの端末の問題ではありますが
これからはコンテンツに関しても注意レベルを上げていかざるを得ないでしょう。

前述したように携帯電話はユーザーのハードルが低いので
誰もが特別な注意を払うことなく利用できるのが理想です。

但し、それだけではリスクを全て排除できないのであれば
ユーザー側の意識を高めてもらう必要性もでてくるでしょう。

ユーザーの啓蒙に関しては基本的には各キャリアの問題でもありますから
キャリア側でもサイト利用に関してはユーザーのリスク意識を高めてもらう
ことが必要でしょう。

パーソナルな要素が強いだけに
個人情報が気軽に飛び交う世界が携帯です。

利便性とリスクの両面を併せ持つ携帯の世界…

また考えないといけない要素が増えそうです。

Googleから [携帯電話]

今日はGoogleから発表されたAndroidを搭載した新携帯端末「Nexus One」の話題で持ちきりでした。

日本での発売はもう少し先になると思われますが、一部ではsoftbankから発売されるのではないか?
というような記事もみられました。

今日の夕刊にまでiPhone追撃か!?みたいに掲載されており、
注目の高さがわかります。

Google携帯はドコモからHT-03Aが発売されていますが
これはAndroidを搭載しているのですがGoogle自体が発売しているものではないので
Googleブランドという意味では始めての端末といえるものだからです。

実際の端末を見たことは当然ありませんが
ネットの記事などをみているとなかなか魅力的な端末のようです。

機能的にはiPhoneが対応していないFlashに対応しているのもポイントでしょう。

インターフェイスやユーザビリティなどがiPhoneと比べてどうなのか、ということはありますが
最終的にはアプリの差がユーザー獲得の大きなポイントになるのでしょう。

要するにAppStoreとAndroidマーケットの差がユーザーをどう分かつのか、
ということになると思います。

さらにここにMicrosoftのWindows Mobile6.5搭載のスマートフォンが加わり
まさに三つ巴の戦いが繰り広げられるのでしょう。

Windows Mobile6.5搭載機については7日開幕のCESでかなり情報が
出てくると思われますのでそれも楽しみですね。

それではCESを心待ちにしましょう!

動画の優位性 [携帯電話]

携帯サイトを作成する際に注意すべきこと、
その中のひとつに「あまり文字を読ませないこと」があります。

携帯電話の画面は小さいですし、そこに文字が詰まっていても
なかなか読む気にはなりません。

しかし、携帯サイトでも説明が必要なものはあります。

そこでやはりクローズアップされるのが動画でしょう。

動画のメリットは文字のような細かい情報を追う必要がないことです。

文字で表される情報は耳から入ってきますので
画面はなんとなく見ているだけでも問題ないのです。
(音声付き動画の場合ですが)

場合によっては耳からの情報だけで内容がほぼ把握できたりします。

これはコンテンツの設計次第ではかなり有力なツールとなります。

まず耳からの情報をインプットして気になった部分だけを
画面、動画などのビジュアルでフォローしてもらうということです。

動画とテキストをうまく組み合わせて認識アップさせることは
とても効果的だと思っています。

動画配信に対するハードルも下がり
クオリティについても携帯の場合は比較的許容範囲が
広いと思います。

コンテンツが準備できるなら
テキストとのコンビネーション情報提供プランも
考えてみてはどうでしょう。






エリアワンセグってなんだ!? [携帯電話]

最近の携帯電話にはほとんど付いている機能
それがワンセグではないでしょうか。
最近の資料によるとワンセグ搭載の携帯端末の普及率は70%にもなるようです。

ワンセグとはご存知のように地上デジタル放送の13のセグメントのうちの一つを
移動端末用に割り当てたものです。

要は簡易地デジですから映像と同時にデータ放送なども配信できます。

これをごく狭いエリアで活用しようというのが
エリアワンセグです。

電通などは商店街での販促に対して実験を行っていたりしますし、
渋谷や京都などでもテストが行われています。

これを活用する場合、
商店街や特定の街などのある程度の広さになると免許や申請などの手続きが必要になります。

また2~3メートルの範囲だけで使用できるスポット的なワンセグ活用もあるのですが
これであれば特に申請などは不要のようです。

但しこの場合は相当狭いエリアだけにしか配信できないため
活用プランは限られてくるでしょう。

ワンセグを使ったマーケティングについては当然テレビ局も考えていますし、
今後は代理店など大手の競合が激しくなる分野であることは間違いありません。

当然ながら放送(動画)ですのでコンテンツが必要になります。
そのコンテンツを企画~制作するところが難しいといえるでしょう。

またエリア限定ですのでエリアマーケティングのツールとしては
魅力的ではあります。

但し、テレビと同じで常時発信していくためには
かなりの知恵とパワーが必要になります。

なので現状はスポット的な活用が多いのでしょうが
これからはタイムテーブルなどを組み込んで
エリア+リアルの2軸マーケティングでのキーとなるかもしれません。

とはいってもインフラが整っているわけではありませんが…

2011年の完全地デジ移行の時点では今とはちがったワンセグの
姿があるのではないでしょうか。



おサイフケータイを活かそう! [携帯電話]

携帯電話を活用したイベントの企画を考えるときに
おサイフケータイを考慮することが重要になってきたのではないでしょうか。

イベントでのログをとることやサイトへの誘導において
おサイフケータイ(Felica)の活用のシーンは広がっていると思います。

リーダーのレンタルサービスもありますのでそんなにハードルは高くありません。

おサイフケータイをかざしてもらっての
アプリのダウンロードや申し込みサイトへのアクセス、アンケートの実施やクーポンの発行など
活用のアイディアはいくらでもあります。

もちろん一時的なイベントだけでなく、常時設置における販促にも使える機能は
多くあるのでこれからは積極的に活用していきたいと思っています。

昔はNTT docomoだけでしたが今やauでもsoftbankでも対応機種が普通になってきており
普及のペースはかなりのスピードになっているようです。

とはいえ、それでもまだ20%程度ということですから
多くの人はカバーできないことになります。
その場合は、おサイフケータイ対応ではない人にはQRコードをかざしてもらう方法で
サポートが可能ですのでほとんどの携帯ユーザーはカバーできます。

具体的にはJAL(日本航空)のタッチ&ゴーをイメージしていただくといいと思います。

イベントやキャンペーンでのログ取得は顧客との接点を最大限に活用するという意味では
非常に重要なことです。

せっかくのチャンスをロスすることなく以降のマーケティングに活かしていくためにも
このような手法が一般的になっていくことでしょう。

仕組みがあればアイディアで活かす
それがマーケティングの基本ですから
実際に採用されるようなプラン(アイディア)を考えていきたいものです。





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携帯とリアル [携帯電話]

GoogleやYahoo!がリアル情報を検索結果に反映し始めたことが発表されています。

より早く、より多くの情報をという流れはますます加速していくのでしょう。

リアルな情報が有効なツールと言えば携帯電話をおいて他にはありません。

携帯電話は30cmデバイスといわれています。
「誰もが常に持ち歩いているもの」だからこそ「今」が大事になるのです。

そこには検索エンジンの進化も有効に機能するでしょうし、
前回の記事にあるオートGPSなども重要なキーとなるはずです。

うまく組み合わせればプッシュとプルの両面でのマーケティング手法が考えれれるでしょう。

Twitterなどでの情報発信を検索エンジン経由でアクセスしてもらう…
そのタイムラグがほとんどない状況が生まれるのです。

例えばTwitterの情報にエリアや時間などのキーワードを含めておけば
立派なリアルマーケティングツールと成り得るのではないでしょうか??

ちょうどTwitterを効果あるマーケティングツールとして活用できないかと考えていたところなので
何とか形にしたいと思っています。







タグ:リアル Twitter
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オートGPSが提供するもの [携帯電話]

今回新しい携帯電話に変えていろいろな機能を試しています。

今までは多機能に関しては冷ややかに見ていたところがあったのですが
最近は仕事に関わることも増えてきて、知らない、分からないではすまないようになったのです。

そしてまずはNTT docomoのiコンシェルに加入したのです。

これはご存知のかたも多いでしょうし、コマーシャルでもかなりしつこくオンエアしていたので
聞いたことがある人はかなりいると思います。

じゃあ、何なのか?ということになると説明できる人は多くはないかもしれません。

コマーシャルの言葉をかりると執事ということになります。

要は、携帯電話のユーザーに至れり尽くせりのサービスを提供しようという試みなのです。

お天気や電車などの交通機関の情報、占いやクーポンのゲットなど
登録しておけばいろいろな情報が勝手に送られてきます。

まあ結構役に立つこともありますからこれはこれでありなのかなと思います。

そこに今回から搭載された機能「オートGPS」を組み合わせてさらにリアルな情報を
提供しようということになったのです。

それは今いる場所を定期的に確認して
エリアの情報や近辺のお店のクーポンの配信など
エリアマーケティングに有効に活用できます。

あとは自宅の最寄り駅を登録しておけば
飲み会などで遅くなったときには
自動で今いるエリアからの終電の時間を知らせてくれます。
(いちいち検索する必要はありません)

これなども応用できるようになれば
例えば指定した時間までに家にかえることができる
電車の時間を通知してくれたりすることも十分可能でしょう。

また時間の情報と組み合わせて
エリアと時間を掛け合せたマーケティングが提供できるようになるでしょう。

その際はトルカとの連携が必要になったりするでしょうし、
面白い仕掛けができる可能性は広がるでしょう。

今やエリアマーケティング、リアルタイムマーケティングのメインは
携帯電話が主役です。

そしてこれらの新しい機能がその可能性をさらに高めてくれるでしょう。

いろいろとアイディアを考えないといけませんね。




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